年末年始のGoToトラベルキャンペーンの一時停止で、旅行のキャンセルが殺到していますね。
1月7日の政府の発表により、GoToトラベルキャンペーン停止期間の延長が決定しました。
さらに2月2日の発表により、3月7日まで再延長となりました。
停止期間延長は2021年3月7日までとなり、1月12~1月31日の期間の予約済みの旅行はGoToトラベル適用外となります。
2月1日以降の旅行については、GoToトラベルキャンペーンの販売は元々提供されていませんでした。
1月12日〜1月31日に楽天トラベル経由で予約済みの方は
- 旅行をキャンセルすべきか迷う
- 差額を支払えば何もしなくても大丈夫?
- 日程変更できないのかな?
とご心配の方も多いと思います。
私自身、ちょうどこの期間に楽天トラベル経由で予約をしていたのですが、どうしてもキャンセルできない予定があり困りました。
こちらの記事では、GoToトラベル一時停止による楽天トラベルの対応と、GoToトラベル適用なしで旅行を決行する場合の対策についてまとめています。
旅行の予定を変更することができない方に向けて旅費を抑えるポイントを紹介しているので、参考になれば幸いです。
目次
一時停止期間と被った!楽天トラベルでGoTo予約済の旅行はどうする?
一時停止期間に旅行を予定していた方は、キャンセルするかどうか迷いますよね。
こちらの記事では、キャンセルする場合としない場合の対応についてまとめました。
楽天トラベルGoTo予約済みの旅行をキャンセルする場合
キャンセルする場合、楽天トラベル公式サイト個人ページからのキャンセル手続きが必要になります。
2021年1月17日24時までにキャンセルすればキャンセル料は無料になりますので、詳細は楽天の公式サイトをご確認ください。
2月1日以降の予約済み旅行に関しては、無料キャンセルの対象外です。
新規ご予約ならびに既にご予約をお持ちのお客様におかれましては、新規の予約・既存の予約を問わず、
2021年1月12日から2021年1月31日までのGoToトラベルキャンペーンを利用したご旅行については、対象外となります。
以下の条件に該当し2020年12月14日18時から2021年1月17日24時までにキャンセルされた場合、規定上キャンセル料がかかっていても、キャンセル料は免除されます。
・GoToトラベルキャンペーンを利用して予約されたもの
・予約日:2021年1月7日18時まで
・取消日:2020年12月14日18時から2021年1月17日24時まで
・チェックイン日:2021年1月12日から2021年1月31日のチェックインまで
楽天トラベル公式サイトQ&Aより引用
返金に関しては、クレジットカード決済とコンビニ決済で対応が異なります。
クレジットカード決済の場合は3ヶ月程で返金となりますが、コンビニ決済の場合は返金用の銀行口座の登録が必要になりますのでご注意ください。
楽天トラベルGoTo予約済みの旅行をキャンセルしない場合
問題なのは、キャンセルしない(できない)場合の対応です。
- このまま何もしなくてもいいの?
- 旅行代金の差額はどうやって支払えばいい?
- 日程変更できる?
と疑問だらけですよね。
私自身、年末年始にこちらに該当しましたので、ネットで検索したり楽天トラベルにメールや電話で問い合わせたりと大変でした。
※電話は20回以上かけましたが繋がりませんでしたし、メールの返信にも1〜2週間かかるようです(笑)
今回は私の予約を例に、一時停止期間中に楽天トラベルでGoTo予約済の旅行を決行する場合の対応についてまとめていきます。
ただし、こちらの情報は2021年2月8日時点のものであり、今後楽天トラベルの対応が変更される可能性がある旨ご了承ください。
詳細や最新情報については必ず楽天トラベル公式サイトでのご確認をお願い致します。
楽天トラベルGoTo予約済みの旅行はキャンセル&予約取り直しが必要?
追加料金を支払ってでも、予約済みの旅行に行きたいという方もいらっしゃいますよね。
私もキャンセルするつもりはなかったので、その場合どうすれば良いのかわからずとても困りました。
結論から言うと私はキャンセルし予約を取り直したのですが、その流れについてご説明します。
ちなみに私が予約していたのは「JAL楽パック」です。
「JAL楽パック」のQ&Aについては楽天トラベル公式サイトをご確認ください。
まず、楽天トラベルの公式サイトをチェックすると、ホームページにこのような記載がありました。
また当時、私の元にはこのようなメールが届きました。
つきましては、2020年1月12日から1月31日にご宿泊されるご旅行について、お持ちのご予約をお早めにご自身でキャンセルしてくださいますよう、お願いいたします。
楽天トラベルからのメール内容(一部抜粋)
以下条件に合致されるご予約につきましてはキャンセル料が免除されますため、大変お手数ですが以下ご確認のうえ、1月24日まで(12月24日以前ご出発の場合はご出発日前日まで)に必ずお手続きをお願いいたします。
尚、キャンセル料免除の条件に合っていても、12月24日まで(12月24日以前ご出発の場合はご出発日前日まで)にキャンセルされずに翌日以降にキャンセルされた場合、所定のキャンセル料が発生しますのでご注意ください。
要約すると、
- 予約済みのGoTo適用旅行はキャンセルが必要
- GoToトラベルクーポン使わずに予約を取り直す必要がある
ということです。
日程変更に関しても現在の予約をキャンセルし、新たに予約を取り直す必要があります。
本当に「何で?」という感じです。
ですが、メールの方で「GoToトラベルクーポンを利用せずにご予約のお取り直しをお願いいたします」という記載はどこにもありませんでした。
これは私の憶測ですが、手続き上「一度キャンセル→予約取り直し」をしてもらった方が、楽天トラベル側の対応がスムーズにできるのかと思います。
「絶対にキャンセルしないとこうなります」という記載はなかったので、楽天トラベル側の苦肉の策なのかもしれません。
楽天トラベルGoTo予約済みの旅行を決行する場合の追加料金について
予約済みの旅行をキャンセルしなかった場合、追加料金についてどうなるのかも気になりますよね。
楽天トラベルの公式サイトには2月8日時点で追加料金に関する記述が一切なく、メールにも記載がありませんでした。
例えば一休.comでは公式サイトに以下のような記載があります。
一休.comの場合、オンラインカード決済が自動的に現地決済へ変更されるようです。
GoToトラベルで割引されるはずだった35%の旅費も含めて現地でお支払いということになりますが、旅行に行くつもりであれば何もしなくて良いのは楽で有り難いことですね。
こちらも私個人の意見ですが、今後楽天トラベルもこのような情報を公式サイトに追加していくのではないでしょうか。
もしくはこちらの方のご意見の通り、更新されずに現地で追加料金を支払うことになるのかと予測しています。
ただ、今回の私のように航空券とセットでパックで予約している場合、航空券の追加料金分もホテル側に支払うのには違和感があります。
旅行代理店が間に入れば入るほどお金の流れは複雑になっていくので、楽天トラベル側から別途請求の連絡がいく可能性もあるでしょう。
実際に問い合わせをされた方も、「まだ決まっていない」という回答だったようです。
ちなみに予約をキャンセルした場合、同じプランでの取り直しができるかはわかりません。
私の場合は既にホテルが満室になっていたため、旅行プラン自体を練り直すことになりました(泣)
同じ日程で予約取り直しをする際の注意点
楽天トラベルで再度予約を取り直す際は、旅行プランにGoToトラベルが適用されていないか必ずご確認ください。
楽天トラベルの場合は、GoToトラベル用のクーポン使用のチェックを外さなければなりません。
他の旅行予約サイトでも、金額の最終画面にGoToトラベルの割引が適用されてない事をご確認ください。
自動的に割引が適用されるサイトも多いので、注意が必要です。
金額が高すぎる!予約取り直しの旅費を抑えたい方へ
GoToトラベル停止期間は割引が適用されないため、旅費が通常の年末年始の金額となります。
私自身、1週間近くの旅行を予定していたため、金額が倍になるのはかなりの痛手でした。
というわけで、原点に戻って旅行プランを練り直しました。
今回、できるだけ旅費を安くするために、飛行機代の安い日程にずらしホテルの取り方をアレンジしています。
これから予約を取り直す方の参考になれば幸いです。
楽天トラベルのパックツアーで1泊のみ予約する
楽天トラベル以外でも構いませんが、航空券と宿泊がセットになったパックツアーで申し込むのがおすすめです。
そもそも年末年始は航空券とホテルをバラバラで予約するとかなり金額が高くなります。
※別々に予約するなら半年前くらいから動き出すのが基本です。
そのため、これから予約を取り直す方は各旅行サイトのパックツアーを利用しましょう。
その際、ホテルは1泊のみ予約するのがおすすめです。
パックツアーの条件を満たすために、最低1泊は宿泊を伴わなければならないからです。
延泊分をホテルに直接予約する
残りの宿泊分はどうするの?と思った方、ご安心ください。
延泊分に関しては、ホテルの公式サイトから直接申し込むのがおすすめです。
GoToトラベル一時停止となり、ホテルのキャンセルが相次いでいるため、直接予約の方が安くなる可能性が高くなります。
私の場合、このやり方で予約を取り直し、通常の金額から4万円程旅費を抑えることができました。
GoToトラベル適用時の金額からすると2万円程高くなりましたが、GoToトラベルがない状態で年末年始に旅行をすると考えればだいぶ安く予約できたと思います。
旅行自体をキャンセルするか迷われている方も、予約を取り直すことで金額を抑えることができるかもしれません。
念の為比較サイトでも確認を!
今後ですが、比較サイトも少しずつ値下げしていく可能性は高いです。
ですのでホテルの公式サイト、比較サイト両方を見比べると良いでしょう。
一斉比較するための比較サイトはトラベルコがおすすめです。
ホテル名で検索すれば宿泊プランの一覧が出てくるので、同日程で公式サイトとの金額を比較してみましょう。
指定の旅行会社のみで絞り込み検索もできるので、ポイント利用ができる旅行会社で探しているなど他の目的もある場合の検索がしやすいです。
また、このように公式サイトの金額も含めて比較結果が出てくる場合もあります。
余談ですが、ホテル比較サイトはキャンセル処理に追われてすぐに金額を下げられないと予想されます。
ホテル側が泣く泣く金額を下げて、それに合わせてホテル比較サイトも下げる流れになると思われるため、安くなるまでには時差があるんです。
ホテル側の考えとしては、できるだけ自社で売りたい、でも空室が出るくらいなら比較サイトで安く売ってもらおう!という考えですね。
私の場合は比較的早めのキャンセル&取り直しだったのでホテルの公式サイトのみを確認して予約し直しましたが、今後キャンセル予定の方は金額を比較してみることをおすすめします。
まとめ
GoToトラベル一時停止の延長による予約キャンセル騒動はしばらく続きそうです。
そのため楽天トラベルのお問い合わせに対する返答も、通常より時間がかかることでしょう。
旅行をキャンセルするかどうか迷っている方も多いと思いますが、キャンセル料が無料の間に決断するのを忘れないようにしてください。
GoToトラベル適用なしで旅行を決行する場合の楽天トラベルの対応について、ポイントを整理します。
予約を取り直す場合は、パックツアー+ホテルへの直接予約で旅費を抑える工夫をしてみましょう。
少しでも年末年始の旅行を検討されている方のお役に立てれば幸いです。
こちらの記事でも、今回のGoTo一時停止の情報をまとめておりますのでご確認ください。
▶︎GoToトラベル一時停止で予約済みの旅行はどうなる?キャンセルするorしない場合の追加料金や対応について
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